完レポ★マリー・アントワネット 12/2 17:00~

キャスト:涼風真世・新妻聖子/笹本玲奈・土居裕子・井上芳雄・石川禅・山路和弘・髙嶋政宏・山口祐一郎・福井貴一・春風ひとみ・北村岳子・河合篤子・広田勇二・tekkan・佐山陽規・林アキラ

【マルグリット・アルノー:新妻聖子】
1ヶ月ぶりの観劇デス★初の2F席観劇で、音響や照明に関して新たな発見がありました!!
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席:帝劇2FB列上手より
※ネタバレありです!!
<総括>
音響は2Fのが悪いのかしら??ちょっと声が遠くに聞こえたような…。思い込み??あと、最初のマルグリットの登場や2幕のランバル夫人の生首を持って行進するシーンは2F席だと見えませんでしたが、照明が結構キレイに見えました☆
内容の方は、前回よりまた少し理解が深まりました。
1回・2回観ただけじゃわからないことっていっぱいありますよね。
今回はマルグリットが革命のリーダーとなるにつれ、身分の低い女どもや男どもをお金でつって革命に向かわせるオルレアンやロベスピエールに反対していくところが納得できたので、少しだけマルグリットの気持ちが分かったかな。
今回でこのミュージカルを観るのは3回目ですが、マリーとマルグリット、マリーとフェルセンの歌う曲の旋律がかなりかぶってることが分かりました。マルグリットの持ち曲「なぜ」「心の声」の旋律をマリーもラストの方で歌ってます。「流れ星~」の歌はよく二人とも歌いますしね。あの歌、泣きツボなんですが笑 あと、2幕のマリーが手紙を書きながら歌うソロとフェルセンの「なぜあなたは王妃なのか」は旋律が一緒。3回目にして初めて気づきました。
ちょっとう~んって思ったのは、2幕後半のマリーとフェルセンの絡みなんですが、舞台の順番としては「①久々の再会。フェルセン マリー一家が逃げる手助けをする⇒②マリーがマルグリットへ預けた手紙が反逆罪にあたることが発覚⇒③その悲痛を歌う「♪なぜあなたは王妃なのか」⇒④変わり果てたマリーと監獄で再会」だと思うのですが、この順番、ちょっと変な気がします。もし原作に忠実だとしたら、私がそう思ってるだけかもしれないんですけど…。あそこで悲痛の歌を歌いながらまたフェルセンは監獄へ来るんですよね。原作では汚物入れ(昔のトイレ)に隠れてマリーの元へ来るらしいのですが、それが舞台で表現できないのなら、悲痛の歌を歌ったらもうフェルセンは登場しなくてもいいんじゃないかなぁと思います。ラストのあのシーンは、なぜかカリオストロみたいなマントをかぶって音楽に合わせてマントを外し、感動的な再会を果たしてはいるのですが、何十年ぶりってほどの再会じゃないからこちらもあまり感動しないし、何せかなりベタベタな再会シーンなのでますます興ざめww あそこはもぅちょっと修正を加えた方が…。
あと一つ、カリオストロの存在意義がやはり謎なので、山路ボーマルではなく、橋本さとしさんなんかをボーマルシェに起用し、カリオストロはいたとしてもあまり目立たない役として出した方がいいんじゃないかなと思います。橋本さんだと歌も歌えるし、以前『ベガーズ~』でかなり似た役を経験済みなので、いいかも☆山路さんはオルレアン役のが合っていると思いませんか??
あと、キャストの方々の疲れがさすがにちょっと目立ってきて、来年の5月までもつのか本気で心配です。。レミゼ並みにクワトロくらいのキャストを組んでもよかったのではっと思ってしまいますね汗

あ、ちなみに今回の一押しは禅ルイ&川綱ジョセフ!!!!!

以下、キャスト別感想!!
涼風真世マリー・アントワネット
よく1幕のマリーに共感できないって聞きますが、あそこは共感できなくてもいいんじゃないかと思います。マリーがワガママなことは史実からも有名なことだし、あそこは楽しんでいればよいと思います☆それなりにかわいいし。2幕で、監獄に入れられてからフェルセンに無心に手紙を書き続けていました。
ラストの処刑シーンで、マルグリットに手を差し伸べられたマリーがか細い声でありがとうと言って軽く押し出すシーンが感動的。

新妻聖子マルグリット・アルノー
前回のレポでは、マルグリットがマリーに振り回されてると書きましたが、ちょっと違ってたみたいです。総括にも書きましたが、マルグリットは革命のリーダーとして、マリーに激しい憎悪の気持ちを抱くけれど、お金で民衆たちを動かすとか、マリーが愛している子どもを引き離すとか、あることないことを言って誹謗中傷するとかいうことには反対していて、あくまでも真っ向からマリーと立ち向かおうとしているんですよね。だから、マルグリットはマリーの真っ直ぐな部分には心打たれているし、そういうところが二人が重なり合う部分なわけですよね。そういうところに共感できました。聖子ちゃんも、ますます肩の力が抜け、表情が豊かになってきた気がします。前より男の子っぽい役作りになってきた??
相変わらずマルグリットはいい歌が多いですねぇ★「なぜ」と「100万のキャンドル」は特に好きです!!「心の声」はこのミュージカルでも一番見せ場っぽい歌だと思うのですが、この歌の旋律は嫌いじゃないのですが、力がこもり過ぎていて疲れるというか…。シチュエーションとしてはしょうがないんですがね。その点、「なぜ」や「100万のキャンドル」は緩かもしくは緩急の入った歌で聴いてて感情移入しやすいんです。よくホムペの動画も聞いてます♪やっぱ生が一番ですけどね☆
ちょっと心配なのは聖子ちゃんの喉。今回「心の声」に感情移入できなかったのはそのせいもあると思うのですが、すっごく辛そうでした。息継ぎが多くて、観ていて苦しくなってきちゃいました…(>_<)あの歌は厳しいですよね~。2幕ではだいぶ調子は戻ってましたが。。
個人的にマルグリットでツボなのは、2幕の最初で‘無罪放免よ!!’というときに両手をグーにして挙げるのですが、そこが『屋根の上のヴァイオリン弾き』のテヴィエの‘金も~ちな~ら~ヤドゥディドゥ…♪’の歌の振り付けに似てて(笑)、聖子マルを通して市村テヴィエが見えます笑

土居裕子アニエス・デュシャン
安定感が常にあり、安心して観ていられる方です。最初の登場シーンで父に捨てられたと言い捨てるマルグリットを諭すときにグッとマルグリットの背中の服をつかむところが好き。つかまれるとマルグリットはずりずりっとアニエスの方へ平行移動するのですが、今回は聖子マルはアニエスにハグしてました笑

山路和弘ボーマルシェ
声がいいですよねぇ★
1幕の頭の戸惑い転びはわざとでしたw
1幕後半の首飾り事件の合間でのアドリブはいらないです……。
山路さん自身、あそこを楽しみにしてるのか、それともこういう風にイベント化されちゃったから義務でやってるのか分からないですけども、長い…。今回のネタは最初はまだよかったんです。‘俺も恋の歌なんかね…歌いたかったなぁ。「すべてはあなたに」??抱きしめあえることなく~か畜生!続く道を~ってどんな道だ!!’とか、‘もっと歌うつもりだったんだよー’とこの前とおんなじネタも。歌うつもりだったってのは、カリオストロの存在意義を引き出すために言っているのだと思いますが。この舞台に出ている方がここまでおちょくっていいのかも??です。。その後は、オケの方を見て、‘お、君新入り?見ない顔だけど’などと客席には見えない話を延々2,3分。。内輪ウケっぽくてつまらないよー。
あ、でも、舞台中かなりツボだった言葉がありました!!林アキラロアン大司教が1幕後半で登場したとき、‘老けた赤頭巾ちゃん!!’と紹介したんです笑 私はそのときあんまり身構えてなかったので、かなりツボに入ってしまってしばらく笑いをこらえる形になってしまいましたーー笑 アキラさん、ニマッて表情のまま立ってるんですもの。。

石川禅ルイ16世
今回は本当にすっごくよかったです。今年はこれで見納めなので、禅ルイがこのような形で見られてよかった☆禅さん、ルイ16世にお顔の表情まで似てきてませんか??レミゼの製作発表のとき、ジャベが4人並んでいましたが、一人だけジャベの顔になっていない方がおられました。それが禅さんでした。だってしょうがないです、ルイ16世なんだもの。穏やか~ななよなよっとしたお顔になっていました。
1幕の最初の登場シーンは靴を間違えてアヒャヒャと高らかに笑う。近視だったから、すぐには違う靴だと分からずに足を近づけて確認するから行動がモタモタ。同じく1幕のギヨタンとの絡みですが、マリーが部屋に入ってくることが分かるなり‘あぁあなたか~~’と豹変するデレデレぶり笑 カリオストロが歌ってる最中はもちろん瞬きゼロ。そういえば、ギロチンの機械の刃の切り取り線が見えました笑 1幕最後はポヤっとしてて頼りなさげ。カワイイポイントですけどね笑 2幕の「流れ星~」のマリーとのハーモニーはグッときます。そして‘人の子の親はいないのか…??’とその前の取り乱し方に心動かされます。マリーの2幕ソロのあとに今度はルイが部屋に急に入ってくることにマリーがビビるのですが、その時の‘だいじょーぅぶだよ 私だ’っていうのがすがりつきたくなるほど頼もしい。「鍛冶屋~」は素朴な彼の願いや現実の厳しさ、国王の重い責務などが入り混じった複雑な気持ちで歌われる歌。髪を振り乱して歌い上げる禅ルイが悲しくてしょうがなかったです。
これからどこまでいっちゃうのーー禅さん?!
4月にはまた新しいルイにお会いできるのでしょうか??

井上芳雄アクセル・フェルセン
歌のハーモニーをもうちょっと耳でしっかり聞いて歌ってほしいです。1幕の「すべてはあなたに」は途中からちょっとかすれが入ってしまって、マリーが合わせてあげていました。2幕でマリーが手紙を書いている歌では、井上フェルセンの声が大きすぎて今度はマリーの声が消えていました泣
最後のソロ曲前の叫びは…笑 つい笑えてしまうってのはどうなんでしょうか…??台詞回しももうちょっとがんばりましょう。。
1幕最初の舞踏会シーンは美しくて、理解のある貴公子って感じでよかったです。
2幕の手紙のシーンで後ろにぼや~っと見えるシーンは、消えかかるときが素敵☆

髙嶋政宏オルレアン公
ルキーニっぽい!!
あれ??帽子かぶってなかった??
ソロ曲のときはあんなにジキハイのハイドみたいに振り乱していたっけ?笑
メイクは1幕最初の舞踏会の貴族たちみたいに、片目の下につけ下まつげを施していました。

山口祐一郎カリオストロ
相変わらずいる意味は分かりませんが、3回目にしてようやく存在に慣れてきたかな??笑
何でカテコがラストなのかっていつも不思議で、あまり拍手はしたくないんですが、1幕最初のボーマルシェのセリフで、‘カリオストロ~影の主役~!!’みたいな事を公言していたのでまぁこの舞台の趣旨はそういうことなのかなぁと思いました。
あと、あのフードのはめ・はずしの真意を突き詰めようと観ていましたが、うぅん分からん…。
歌のポーズはちょっぴりツボ笑 あと、「もしも」で仮面を持って2回キャストの前を通るのですが、1回目にニッと一瞬笑うのが不気味です笑 2幕で後ろ側の岩のところにスポットライトが当たってカリオストロがそこに立ってて歌うシーン、あれは最初下の方にカリオストロのダミーがいるんですよね!!あれ、誰がやっていらっしゃるのでしょう??手さばきや行動がすばやい方です!!そして背も高い!!

川綱ルイ・ジョセフ
ますます歌に深みが増してうまくなった!!涙腺緩みました。。うん、やっぱいいわ、川綱くん!!一回歌い途中に倒れるシーンがあるのですが、そこでランバルが汗を拭いてあげると、それを払いのけて毛布をバッて投げ上げるんです。そこがよかった。

大久保ルイ・シャルル
末っ子っぽくてかわいいです☆

これで、来年の4月までMAはお預けですが、最初にも書いたように、たぶんマルグリットやフェルセンなど若いキャストの方たちはギリギリの精神状態と喉で毎日やっていると思います。ここまで酷使してよいのか、本当に疑問です。12月にはいって、久々に観劇したら、涼風さんや禅さん、土居さんらと若い方たちとの差が歴然となってきた気がします。4月からフェルセンやオルレアンのキャストを舞台数を踏んでいる安定感のある方々に変えたのは納得できます。マルグリットはクワトロかもしくはフェルセンやオルレアンのようにキャスト換えしてもよかったのではないかと思いますね。もっとのびのび演技のできる出番くらいがいいと思うんですが。

まぁとりあえず、高嶋オルレアンと井上フェルセンはこれでmy楽です。あと残り3月までお二人はがんばってください。来年のお二人が楽しみ♪
他の皆様も体に気をつけて突っ走ってほしいです!!


+α
おまけ☆~出待ち情報~

今日はMAでは初の出待ちをしてきましたっ♪
こういう情報はあまり聞きたくない方はスルーしちゃってくださいねっ!!

禅さん、山路さん早っ!!!
tekkanさんや福井さんや春風さんや佐山さんも続々!!メイクが薄そうな方から帰っていきますね笑
祐一郎さんも負けじと早々登場し、いつも通りめっちゃめちゃ人気でしたww 7割は祐さんファンだったのですね。。
聖子ちゃんはマスクをして登場しましたが、感じよくサインや写真に応じてました☆声のかけられない人見知りっ子なので、声かけられず…笑
大久保くんとは会釈しちゃいました笑 あとは俵さんや斎藤さんとも☆
これが精一杯です笑
井上さんや涼風さんや高嶋さんは…いたかしら??

↓かなりロングですみません。。長い間読んでくださり感謝してます☆よろしかったらお願いいたします(^3^)/♪
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by mari-tak | 2006-12-03 16:19 | マリー・アントワネット('06'07)