★完レポ★マリー・アントワネット 11/3 18:00~

キャスト:涼風真世・新妻聖子/笹本玲奈・土居裕子・井上芳雄・石川禅・山路和弘・髙嶋政宏・山口祐一郎・福井貴一・春風ひとみ・北村岳子・河合篤子・広田勇二・tekkan・佐山陽規・林アキラ

【マルグリット・アルノー:新妻聖子】
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席:帝劇1FX列下手
行ってきましたーー!!久々観劇だったなぁ~☆

<劇場外(売店など)>
MA始まって初のお休みということで、劇場内はわんさか人がいました。
プログラムはMAの綜馬オルレアンのチラシが!!しかも見開きで!!あとはMAの空席情報のチラシやMA斡旋公演のチラシもすべて置いてありました。あとは恐れを知らぬ川上音二郎一座なども置いてありましたねー。
プログラムは1500円。稽古写真はあまりなかったなぁ。また12月に再発売とかしちゃうんでしょーか??

<劇場内>
上の写真の子役ちゃんたちはおなじみの子が多いですよね。枡井くんは川綱くんとW、大久保くんは水谷くん(←初見!!)とW、ともよちゃんは愛子ちゃんとWです。補助席の方で今回出ていない3人は観劇してました。みんなマスクして喉を守っているようでした。


※ココから先はネタバレありです!!初見を楽しみたい方は見ないでくださいね!!





<装置>
最初の幕からして割合とシンプル。というか、思ったよりハデじゃなくて、宣伝してる割に質素なもんだなーと思いました。でも、1幕のマリーとフェルセンが歌うデュエットのときに後ろにあった巨大な観葉植物みたいなのはよく出来てるなーと感心してました!!あれは本物?!笑 ラストのギロチン場面は意外とアッサリー。。笑 仕組みがバレバレでした笑

<内容>
正直言って、1回目の時点ではあまりなじめなかったです。。
リピートはする気にならないなぁ…。
TdVもあんなにハマったくせに、最初はイマイチとか言ってたので、あまりアテにならない感想かもしれませんが…。原作を読んでもう少し深みある観劇をすべきだったでしょうか??そしてキャスト、あと10人減らしていいよ、絶対…。アンサンブルさんはもちろんのこと、プリンシパルさんですらキャラが死んでます。。
印象に残ったのは山路ボーマルシェ、土居アニエス、禅ルイ16世、春風ローズ・ベルタン、北村ラパン夫人です。キャスト感想で後ほどゆっくり(^o^)/♪
歌は結構いっぱいでミュージカルって感じ。動画で予習しておいたので、耳になじみやすかったです!マルグリットの「100万のキャンドル」、「心の声」やマリーとフェルセンの「すべてはあなたに」、アニエスやマリーやマルグリットが歌う「流れ星のかなた」、全部ステキです☆★

↓いったんお願いしまーす♪
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以下キャスト別感想!!
涼風真世マリー・アントワネット
最初声の高さにビックリしましたが、あれは幼少期の役作りだったんですね!!あまりに自然に声が出ていてすごかったわぁ!!最初の方ワガママやな~笑 でも、舞台の場面を追うごとに年齢を重ねた重厚な声が出ていました。高音も難なく出ているし。これはもとからなのかもしれませんが、表情が常に少し上を見ているような凛とした雰囲気がよかったです。セリフがちょっとエリザベートとかぶりましたが(笑)、見事マリー・アントワネットの人生を全うしていました。
でも、マリー・アントワネットはエリザベートやスカーレットのように強い女性が前面に出ている役ではなく、あくまでもお飾り主役の感が否めないです。カテコなんて、最後に紹介されるのがカリオストロですよ?!それは??でした。あれ、カリオストロ主役だったの?!それに、舞台全体を通すとやはりマルグリットが主役っぽく見えてしまう。
もし、この役を誰かが10年か15年後くらいにやるとしたら、コゼット(レ・ミゼラブル)やサラ(TdV)やエレン(ミス・サイゴン)経験者の押し出しの強くない方がやりそうですね。もう少しマリー・アントワネットの一生!!って感じの舞台にしてもよかったんじゃないかなぁ。

新妻聖子マルグリット・アルノー
ラパンの死からマリーへの憎しみを募らせ、徐々に革命のリーダーとして闘志を燃やすマルグリッド。ラパンが死んでからの容赦しない表情が印象的。「100万のキャンドル」で最初寝ながら歌っていたのにびっくりしました。「心の声」はすんごい声量だなぁ!歌の最後の方はロック調に鳴っていました。前TVで観た『シブヤらいぶ館』でも思ってましたが、『NARUTO』効果もあってか、ファルセットが安定していて歌に広がりが出てました。この役はファルセットが安定していないと厳しいんじゃないかと思います。「流れ星のかなた」とかはかなり高音がきれいに出ないと良く聞こえないですからね。でも、全体的には、ちょっと力みすぎで声張り上げすぎかなーって気もします。ちょっと観てて疲れました汗 だって、舞台に出てれば目をメラメラさせてグワァって叫ぶんだもの。。喉つぶれちゃうよーー!!アセアセ マルグリットのキャラ上しょうがない部分もあると思うのですがね。演技の面ではなかなかよかったんじゃないかな??そして聖子ちゃんはちっちゃくてどの衣装着てもかわいいですね☆

土居裕子アニエス・デュシャン
マルグリットの子どものころの教師であり、よき理解者である修道女。
マルグリットは自分の元生徒だったので、教師の角度から諭すことがしばしばあり、マルグリットにも途中で私はあなたの生徒じゃないわとピシャっと言われてしまいますが、確かに距離のとり方が難しそうですよね。常に神を信じていて、物腰の柔らかいキャラクターに和みました。原作とはだいぶ違うキャラらしく、アニエスの意味が舞台ではあまり発揮されてないみたいですが、土居さん自身はいい感じの役作りが出来ていましたよ☆歌声もとってもきれいな方ですね♪「流れ星のかなた」、聞きほれます♪♪

井上芳雄アクセル・フェルセン
マリーの愛人である男。ルイ16世が夫ならそちらに転んでもしょうがないというほど、フェルセンにピッタリの貴公子っぷりですね!!まぁでも美しいは美しいのですが、歌い方が口を大きく開けると表情が微妙になるのと、やはり台詞回しがちょっと危なっかしいかなぁ。ラストの方の悲痛な叫びはびみょーだったし笑 あと1幕の「すべてをあなたに」で、遠くにいるフェルセンに向かって歌いながら手を差し伸べるマリーですが、早くフェルセン手を握ってあげて!って思いました笑
あと、これは原作を読んでいないのであまり偉そうにいえないのですが、フェルセンが一国の王妃であるおごり高きマリーのような女性と恋に落ちながらも、マルグリットにかなり理解を示しているというのが何となく納得できませんでした。モーツァルトがコロレドに逆らうのは、身分ではコロレドに逆らえない立場とはいえ、才能では完全にコロレドを負かしていたので逆らったってことで理解できたし、コロレドも最後の方はやはりモーツァルトの才能に素直にほれ込んでいました。でも、今回はMAというイニシャルだけが同じの貧乏な小娘。心は美しくて正義感があふれているかもしれないけど、やっぱりフェルセンは人間として出来すぎてるのではないかと思います。お詫びしちゃうんだもん!!

石川禅ルイ16世
マリーの夫であり王である男。最初登場したとき、あまりに頼りなくてビックリ(*O*)エリザのフランツもどうしようもなくシシィの言いなりだったけど、それでも意思はあったように見えたし、そもそも禅フランツは綜馬フランツより最初っから凛とした役作りだったから、こんなに禅さんの優しげな顔をいかしてルイ16世を演じられていてすごいなーと思いました。完全にマリーの言いなりっぽくなっていますが、あの力の抜いた演技が結構笑いとってました!!笑 フランスの王という立場でありながら、鍛冶屋になりたいなどというかなわぬ野望を持っているあたりがチョッピリまぬけですが、その気持ちはよく伝わってきました。で、プチツボだったのが、2幕にマリーとルイら家族が牢獄に入れられてから、鍛冶屋の夢を捨てられずに息子にミニ馬車を作ってやるのですが、その馬車、前のシーンから既に舞台上に置かれてあって、一瞬だけど、カリオストロが歌ってる横に置かれていたのが笑えました笑 暗転の隙に置く暇がなかったのかもしれませんがあれはちょっと不自然かも…。それと、その場面で寝てしまった娘を抱き上げるところがあるのですが、持ち上げるのが結構大変そうでした笑 あと、一人で萌えていたのが、禅さんの白タイツ!!笑 あと5cm上の洋服が短かったら……などと余計なことを考えておりました笑 あと、頬紅が濃いんところ…笑 歌がまたあのとろけるようなお声なのですが、それとのギャップがちょっとおもしろかったです!!

山路和弘ボーマルシェ
この舞台の狂言回し。
アンカレ以来でしたが、あの時の厳格な夫役カレーニンとは全くキャラが違いました。彼はカレーニンみたいにこわもての男と決めつけていたのですがとってもユニークな方なんですね!!歌の方は完全に山祐さんに任せているので、彼が歌う歌はセリフ歌のようなものばかりでしたが、それがまたよかったです。セリフ歌がうまいのです!!軽快な立ち居振る舞いで、観客を沸かせていました。演技になれてる感じがしましたね☆ルキーニに近いです。

髙嶋政宏オルレアン公
元はマリー側にいる貴族だけど、次第にマルグリットに手を貸していく男。
高嶋さん眉毛なくてコワいっすよ~汗 私は既に彼を通して綜馬オルレアンを描いてしまっているのですが(ゴメンナサイ…)、綜馬さんは全く違うキャラにすると思いますね。ここまで変なキャラにする必要性があったのかしら??綜馬さんはもう少し端正なオルレアンになるような気がします。
で、ひとまず綜馬さんは置いておくとして、高嶋オルレアンにあまりうたれるものがなかったかも…。っというか、彼はすっごく役作りも頑張っているし、独自のキャラ作りをしているし、歌もルキーニのキッチュ並みに頑張っているのね。でも、オルレアンの立場がふらふらしてて感情移入できないまま舞台が終わっちゃったんですよね~。あと、これは高嶋オルレアンのせいではないのですが、オルレアンのソロ(と思うんですが)で、‘負け犬’って言葉使ってたんですよねぇ。あれはどうなの??
マルグリットと絡み多いぞー!!カテコで手つなぐのもマルグリットとオルレアンだし…泣 綜馬さん…(><)

山口祐一郎カリオストロ
(スミマセン…すっごく酷評なので、見たい方だけでお願いいたします。。)
山路さん同様狂言回し役?
舞台のっけから登場します。でも、これといったソロは1幕中盤にある変な閃光のようなものを出しながら歌う歌のみ。あとは、山路ボーマルシェと共にユラリと登場して歌い上げるところだけ歌い上げてユラリとまた消えていく。しかも一度舞台上に出るといつまでも消えないから視界の邪魔だったりする(爆)それに、2幕のあの意味のわからない客席降りと、マント翻しダンス?みたいなのには唖然…笑
最大の疑問は彼の存在意義は?!ってこと。舞台が終わってもその謎は解けませんでした。しかも、先ほども言いましたが、カテコでラストに紹介される意味がわかりません。この舞台名はMAでしょ?!明らかに山祐さんを全面に押し出して山祐ファンが食いつくと思ってる東宝さんの意図が見えすぎて腹が立ちました。しかも、あれは山祐さん、果たして役作りしてますか?!歌が少しうまく歌えればアンサンブルさんだってあの役できますよ。ハッキリいってカリオストロはもっと特殊メイクして醜くして、もう少しかっこよくない人がやるべきだったと思う!もしくは出さなくてもよかった!!しかも、相変わらずマチネ公演では、すぐ声を抑えてしまうんですね…汗 明らかに1幕後半の首飾り事件のあたりから声落としてました。というか、おそらく山祐さん、喉が結構限界なのだと思います。一回ちょいロングトーンのところがあるのですが、完全にエヘン虫入ってました。TdVの時も「抑えがたい欲望」のロングトーンがちょっとまずかったものなぁ。しかも途中口パクっぽいのがありました。
もし彼をどうしても舞台に立たせたいのなら、今までのコロレドだって、クロロックだってよかったじゃないですか。どうしてああいう使い方ができないのでしょうか??今回はちょっとなめられてる気がして黙っていられなくなりました。
あ、でも、勘違いしないでいただきたいのですが、これは山祐さんにキレているのではないですよ?!山祐さんを出している側の問題だと思います。

福井貴一ロベスピエール
特別印象がなかった…汗 でも、エリザでいえばエルマーのような存在でした。

春風ひとみローズ・ベ゙ルタン
この舞台が完全に重苦しくならないように歯止めをかけている重要な役回りでした。
この舞台のコミカル部分担当ですね!!
アンカレを思い出すわ~。だって扇もって踊ってればそれしかないでしょ??笑
私は2幕のアキラレオナールとtekkanラ・フェルテと3人で踊る曲が好きです☆春風さんの踊りに大注目しております!!

北村岳子ラパン夫人
絶望の淵にいたマルグリットをどん底から救い出してくれる娼婦。
存在感があって、頼れるおばさんって雰囲気がよかったです☆
何度もジキハイのルーシーに見えてしまったのですが(^^;)
マルグリットを娼婦にしてしまうところ、『ベガーズ・オペラ』の小此木麻里ちゃんみたいだった☆

河合篤子ランバル公爵夫人
マリーの理解者。
彼女の声は一発でわかるのですが、悲しいことにほとんど歌がなかったですねぇ。
というか、準プリンシパルにする必要はあるのかしら??

広田勇二ベメール/エベール
この方も特別印象がなかった…。いたことはわかってるんですが…。しかも結構この舞台に登場してましたね。次回はもう少し注目しますね。。

tekkanラ・フェルテ
この前俵さんのコンサートでKENTAROさんといらした時に一方的にほぉ~と見ていたので(笑)、顔は一発でわかりました!!踊りも歌も頑張ってました☆次回もう少し注目したいキャラです。

佐山陽規ギヨタン博士
一瞬だけなのですが、ラパン同様見せ場があって、印象深かったです。声もステキ☆でも、あの安っぽいギロチンの刃はどうなんでしょ??笑

林アキラロアン大司教/レオナール
かなり目立ちますね。特に大司教の方は今もすぐ頭に思い描くことが出来ます笑 真っ赤な衣装に身を包み、顔が大きめですよね笑 1幕後半~2幕前半に特に目立ちます。レオナールのときはダンスもあります!!

後は、高島みほちゃんやKENTAROさんがステキでした☆
みほちゃんかわいいです♪♪


また今週観に行きますが、もう少し進化していることを祈っています☆★

↓ここまで読んでくださり感謝感激です~(*^▽^*)よろしかったらお願いいたしますね☆
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by mari-tak | 2006-11-05 13:48 | マリー・アントワネット('06'07)