カテゴリ:アンナ・カレーニナ( 2 )

完レポ★アンナ・カレーニナ ’11 1/13 18:15~

2011年最初のミュージカル!!この日を待っていました!!

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【総括】
ヴロンスキーが伊礼様にチェンジ!ということで、かなり心待ちにしておりました!←不純な動機w
前回よりキャスティングがGoodです伊礼さんを差し引いてもね!キティーやスティーバが歌える方になっていたり、ヴロンスキーの友人役が石井さんだったり。
それとやっぱり一路さん!!!あぁ、やっぱり主役を長くされていた方だなぁと思いますね。復帰が自然。ブランクを全く感じさせない。復帰するならシシィで!と思っていたけど、アンナとしての復帰という選択は決して間違いじゃなかったかな、と思います。明るさと悲しさを併せ持つキャラクターの作り方が本当にお上手ですよねー。

このミュージカル、ホントヴロンスキーが素敵すぎるのでかなりうやむやになってますが、はっきり言ってヴロンスキーストーカーじゃないの?!?!と思ってしまいますww 確かに、「自分がちょっといいなと思っていた女性(キティ)のお姉さんの旦那の妹」とキティのうちで出会ったところは偶然だとしても、その後帰途に就くアンナを追いかけてくっていうのは、物語の中の世界だわ…。そんなことされたらうれしいですけどちょっとびっくりですよね…。

あ、あとちょっと話が逸れますが、1幕のアンナと兄の恋より大切なものの掛け合いが'この美貌♪'って歌とそっくりだったり、2幕に三角形になって歌うところとか、『シラノ』っぽいなって思いました!!

舞台は雪が頻繁に降ってるからかもともとかわからないですが、狭いなって最初は思いました。

【キャスト別感想】
一路真輝アンナ
先ほど総括にも書きましたが、一路さんという俳優が私は好き。役の作り方が自然で表情も豊か。一路さんのアンナを観ていると、セリョージャと遊んでいるところは自然とこちらも笑顔になり、徐々に精神的に不安定になっていくところなんかはともに険しい表情になってしまいます。新聞のインタビューに、自分が母親になったから子供がいる気持ちが分かるということではないけれど、初演時よりアンナと自分が一体化する瞬間がある、というようなことをおっしゃっていましたが、観ていて観ている側も幾度となくそれを感じました。特に薬物に溺れて身も心も壊れていく繊細な女性をリアルに観てとることができました。アンナの生きかたに同感はどうしてもできないけれど、一路さんが演じるとどこかしらに魅力を感じてしまいます。

伊礼彼方ヴロンスキー
総括に散々書きましたが、素敵すぎました…!!1幕の最初の登場シーンから目がハートでした!!1幕の後半部分なんかは釘付けで何度も脳内鼻血ものでした!!二人で踊り、それに魅せられるアンナ。特に演技をしなくても本気で魅せられてしまいそうw 1幕ラストの結ばれるところは一路さんを自分と思うくらいの勢いでした(一路さんにも伊礼さんにも迷惑な話ですねw)w
一方で舞台ならではのちょっとした失敗もあり…w ゲートボールゲームのようなものをやっているときに本気で伊礼さんが転がしたボールが引っかかってコロコロと転がって行ってしまったのです!!春風さんからすかさずツッコミw おもしろかった!はっはっはってあくまで高貴な雰囲気を失わない伊礼さんもまたおかしかったです!
伊礼さんは声が低いので、とても落ち着いた大人の男性でした。キティに'あんまりお話していなくてよ'と言われたときに'失礼しました'ととても静かに言うところとかが好印象。でも、最初のアンナと出会ったときは声が高ぶっていておもしろい!結ばれてからは夫婦らしさは出てくるのですが、年上の女性が妻であるということもあるのか、節度を守って接しているような感じがしました。井上ヴロンスキーのときはやたらベタベタしている印象があったのですが、伊礼さんはいいです!!
あ、でも、2幕にアンナの似顔絵を描こうとラフな格好で登場したヴロンスキーの髪型にはちょっとツボってしまいましたがw 1幕後半の軍服のような紺ベースの服はのりたまふりかけのようだったしww ちょくちょく素敵~と思いながらクスっと笑わせる一面もあるヴロンスキーでした←みんながそう思ってるわけじゃないけどw

葛山信吾レイヴィン
『宝塚BOY』でも拝見しました!何でこんなに普通に歌えるんだろう、この方は。この舞台を明るく導いてくれる役回りですが、嫌味なく、よいスパイスとなっています。キティーはちょっと不思議ちゃんなので、唯一の普通キャラクターですねw
歌い上げると岡さんに声も顔も少~し似てる!めっちゃ似ているというわけではないのですが、隠れ岡さん、みたいなw

遠山あすかキティー
初見なのですが、自然に演じていました!この役すごく難しい役だと思うのですが…。コミカルなお芝居も恋に悩む若々しさもよく出てました。

春風ひとみベッツィー
伊礼さんのレポでも書きましたが、ゲートボールみたいなゲームでマジで失敗する伊礼さんに'まぁ、緊張しちゃって…'とアドリブ!!ww さすが春風さん!!舞台では1幕の中盤で初めて出てきますが、存在感が違いますよね!踊りもボディラインも素敵です。役柄自体は煙たい役ですけどw

山西惇スティーバ
前回の小市さんは失礼ですがまったく歌えていなかったので(笑)、小回りが利いて歌える山西スティーバはすごくよかったです!笑わせるところもお上手ですね!レイヴィンの銃がかすったときの'かすったーーここかすったーー!!'っていう反応が面白かったです!悲しいことがあったあとのヴロンスキーをなぐさめるところを観てあまり暗くなりすぎずに舞台が終わった気がしました。

山路和弘カレーニン
山路さん、ちょっと久しぶりでしたが、彼のこの役に対する張り切り方がツボなのですww すごくこの役を愛してらっしゃるなぁって。21時の時計のベルを聞いて'アンナ 我が妻よ!!'で始まる歌が陶酔しているように見えますw
夫としての複雑な気持ちはわかるし、同感してあげたいのですが、厳格な割には、意外にもアンナを好いているんだなぁと感じました。2幕はアンナに見せる顔とアンナがいないときの顔がまるで違う。どっちなんだよ!と思ってしまいましたw アンナに見せてる顔が本心なら確かに…と思えるんですけどねぇ。ヴロンスキーとの間の子供を引き取った時も半ば喜んでたみたいだしねw

↓2011年レポ始動です♪よろしかったらお願いします!
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by mari-tak | 2011-02-06 22:34 | アンナ・カレーニナ | Trackback | Comments(0)

アンナカレーニナ 2/23 18:15~

キャスト:一路真輝・井上芳雄・葛山信吾・小市慢太郎・新谷真弓・山路和弘・春風ひとみ
<'062/9~26 inル・テアトル銀座>

席:ル・テアトルA席1F右手
行ってきました☆ル・テアトルは初めてでした。国際フォーラムと少し似た感じかな。劇場というよりちょっとおしゃれなホールみたいな感じ。今日はちょうどDVDの撮影が入ってる日でした。ドンピシャですね!ムダにキンチョーしてしまいます(汗)席は結構後ろの方だったのですが、帝劇のX列で観てるような感覚。そんな観にくくなかったです。内容の方は、思ったより歌は多かったけれど、やっぱりミュージカルと呼ぶには足りないかな。しっとりとした音楽ストレートプレイといったところ。舞台の仕組みは、舞台の上にまた舞台が載ってて、それが動く仕掛けになっていました。時に列車にもなるし、お家にもなります。ときどき降る雪がキレイだった~!!あれは紙吹雪?!にしては本物の雪みたいでした!

分かりにくいので簡単な役の説明を。これくらいは予備知識があった方が観やすいでしょう!
一路真輝→アンナ(権力と金のある夫ニコライと息子セリョージャがいながら、ヴロンスキーと恋に落ちてしまう)
井上芳雄→ヴロンスキー(若い青年将校。列車の中でアンナに一目ぼれしてしまう。)
葛山信吾→コンスタンティン(キティを想い続ける真面目な男)
小市慢太郎→スティーバ(アンナの兄。明るい性格。)
新谷真弓→キティ(アンナの義理の妹。恋を夢見る19歳)
山路和弘→ニコライ(アンナの夫。権力と金を持つ厳格な男。アンナより15歳年上。)
春風ひとみ→プリンセス・ベッティ(ヴロンスキーの従妹。噂好き。アンナとヴロンスキーの仲をあまり歓迎していない。)

一路真輝さんは、どのドレスを着ていてもお美しい…。ホーッて見とれちゃいました。歌はちょっとトーンがあってなかったかも?と思うところはありましたが、独特の一路ボイスを久々に聴くことができて嬉しかった☆髪の色は黒くてもよかったかな。役柄がエリザとかぶるところがしばしば(笑)だから余計に「親子⇒恋人」になるのに違和感を感じてしまったわ。
井上芳雄さんは、あ~もぅかっこよすぎでした!高音がいつも苦しそうなので、バッチリ好みの歌声!ってワケじゃないんですけど、今回はトーンが低めの歌が多くて声がひっくり返ることはなく、一路さんをすっぽり包み込むような身長で、これ以上ないってくらいさわやかな青年を好演してました。後ろから抱きすくめてスポーツの手習いをしてあげたり、庭(かな?)で半ば無理やりダンスを迫るヴロンスキー。1幕で2人の距離はどんどん縮まってゆきます。私の中でどんどん彼のかっこいい指数が高まっていき(笑)、2人が結ばれた時がかっこよさの絶好調でした…☆洋服の着こなしも素敵です!
でも、ちょっとエリザがちらつく…(笑)一路さんも井上さんも最後に観たのが2005年9/26の『エリザベート』なんですよ!その直後にこれだったのは心の入れ替えが難しかった!
葛山信吾さんは、この人歌大丈夫なのかなぁ?と心配だったのですが、普通以上に歌えてビックリ!(これなら武田トートもいけるか?!とか関係ないことも考えてみたりして…(笑))『SHIROH』の上川さんみたいな感じですね。演技もそこそこで、なかなか好印象を持ちました!1幕最初の方で、アンナとヴロンスキーとキティとコンスタンティンの4人のうち、アンナとヴロンスキーが‘愛想笑いをして(コンスタンティンの)話を聞いてるふりをする!’みたいな感じの歌を代わる代わる歌うんですが、2人が歌ってる間は少し声の大きさを落として2人が歌い終わったらまた大きさを戻すところがとっても自然でよかったです☆(観ていないと分かりにくいですよね…ゴメンナサイ!!)
小市慢太郎さんは、歌はちょっと枯れ気味だったけど、彼がいるだけで舞台の雰囲気がやわらかくなるというか、安心感を与えてくれる存在でした!!
新谷真弓さんは、アニメっぽい声ではミュージカル向きじゃないかな。あのバカっぽさがまたいいのでしょうが。演技はし慣れてる感じ!
山路和弘さんは、歌も演技もお上手ですね。ホントにこわい父親に見えるわ~。上背がちょっと足りなかったかな。でも、井上さんとの対照でそれもいいのかも。
春風ひとみさんは、すっごくよかった!今回は1幕で結構派手なダンスをするのですが、彼女の体はくにゃくにゃ(体が柔らかいってことです☆)!!見惚れてしまいました…!!扇子のあおぎかたもしなやかだし、歌も安定感がある。いい脇役です!

‘何度も観たい!’というよりは、‘良かった、この舞台観て…’という気持ちが強かったです。
これで4月の日生レミゼまで観劇はお預けです…(><)耐えられるのかしら~??
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by mari-tak | 2006-02-23 23:53 | アンナ・カレーニナ | Trackback(2) | Comments(1)