レ・ミゼラブル '11 5/11 13:00~

一回限りのレミゼですが、観劇してきました!

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【総括】
約2年ぶりのレミゼ。一時はいろいろな理由からレミゼを観ること自体考えていたのですが、やはり舞台好き=レミゼ好きからきているような部分もあるので、考え抜いた挙句、一番好きなプリンシパル&観たいプリンシパルが重なっていた日程をチョイスして観劇しました♪

レポ書く前に一言言わせていただきますね。レミゼを観るか悩んだ理由でもあるので書かせていただきます。
今回レミゼ観劇を迷ったのはもちろん最後に観劇したのが最高キャストの時だったため、封印するつもりでした。さとしバルジャンに阿部ジャベ、真綾エポ。真綾ちゃんは2003年から演じていらっしゃったのでもうやらないことは覚悟していましたが、まだ新米の方だったさとしさんと阿部にぃがやめてしまうはずないと思っていたので、お二人がキャストの中にいないことを知った時のショックは大きかった。まだまだ深みのある演技をする途上なのに。しかもラストロンドン公演で抜けるということが、何か裏にあるんじゃないかというような印象をぬぐえませんでした。でも、いなくなった方々をいつまでも追いかけるというのは昔はよかった~と過去にすがり付いているだけの逃げみたいになってしまいますので目をつぶりました。
しかし……
前回から口酸っぱくしていってますが、レミゼロンドン版が最後という公演にもかかわらず、相変わらずやる気のない舞台の出方してる人が目立ちますね…。直前まで舞台入ってるとかね。誰とは言わなくてもキャストスケジュール見ればお分かりでしょう…。アンサンブルさんに失礼ですよ。あとは全公演通してほとんど出ているプリンシパルの方にも、公演期間中は拘束されているにもかかわらず間空けてしか公演回数のないプリンパルの方にも失礼です。あんまりいやなこと書きたくないのですが、ある方のブログ見て、はらわた煮えくり返りそうになりましたよ…。今時稽古なしで本番迎えられる方もおられるんですねぇ…。オソロシイことです。それでも本番はそれなりにやり通せちゃうのが売れっ子なんでしょうがね…。あ、もちろん嫌味ですが。

嫌なこと書いてごめんなさい。でも、舞台を10年近くも愛してやまない私からの厳しい言葉だと思ってくださいませ。

えっと…話を今回の公演に戻しますね!!全体的にはあっさり感はありますが、いい公演を観られたと思います!!原点に立ち返ったような気持ち!メロディーのハーモニーがきれいな方も多くて聴き心地よかった!
「一日の終わりに」の出だし等の何箇所かが語尾を延ばさず歌うような変更点もありましたが(死神つれた冬がさ~さ~や~く~じゃなくてささやく~だったり、ね~ど~こ~も~じゃなくて寝床も~だったり)、この変更は残念だったかな。それだけでだいぶ歌が軽く感じてしまいました…。

アンサンブル含め印象的だったのが…
別所バルジャン、駒田テナ、阿知波テナマダム、後藤コンブフェール(歌うまいしルックスいいしいつでも目を引く!工場長もコンブもよかったです)、清原司教&レーグル(歌うま!!)、田村ブリジョン(出だしの歌!迫力ある囚人!)、谷口マダム(女版金澤さんみたいな方!マダムの風格ある!!)かな!!あと大津ジョリは「下水道」の死体の役の時に目をあけたままにしてるのがすごいと思いました!杉山クールフェラックはちょっと微妙…?!

カテコでマリウスとコゼットが手つないでるのをバルジャンが横取りして独りぼっちになったマリウスをエポニーヌが抱きしめて奪っていくのが面白かったw その後のカテコでは今度コゼットがバルジャンにはむかってテナと一緒に去って行って独りぼっちになったバルジャンをエポニーヌが手をつないで引っ張っていくのがまた面白かったw Jenifferのアイデアなのかな。すごくかわいい!!

【キャスト別感想】
別所哲也ジャン・バルジャン
大好きなカズバルジャンにさとしバルジャンがいなくなり、悲しみにくれていましたが、今回の別所バルジャンはよかったです!!正統派のバルジャン!粗野バルジャンなところが好きですw 囚人の時普通はしょってるはずの鞄をずっと引きずって移動してるのはウケましたw そのためか黄色い紙を破り捨てるときは若干遅かったw 砦が落ちてマリウスが生きてたときの喜びようとか、下水道のふた開けるときとか、ぜーぜーしてたw 一つ一つが丁寧な演じ方で、長くバルジャンをやられていますがいつでも一本線の通ったバルじゃんだなぁと思いますね~!

KENTAROジャベール
いくつか特筆すべきよいポイントはありますが、全体としては思ったより淡白なジャベールでしたね。ジャベールにはもう少し鬼気迫る感じがほしかったな。アンサンブル時代から応援し続けてたKENTAROさんがジャベを演じているだけで感動~~!!というのはありましたが、阿部ジャベの時のような観ながら思わず泣きたくなってしまうようなジャベールとは少し違いました。
「対決」の時に椅子を投げて戦い棒みたいなものを突き出すバルジャンに対し、めっちゃ表情が嫌そ~うにひいてたので笑えましたw 「対決」はすごーく二人のハーモニーが合ってて良かったー!!
「星よ」では岡ジャベじゃないけど歌ってるだけみたいになってたのがまだまだかな?あんまり公演回数ないからしょうがないですよね…。
「ジャベールの自殺」はかつらが崩れなかった!これはKENTAROジャベだけ?!残念。

Jenniferエポニーヌ
彼女だけを観ているとまるで海外公演を観ているようでしたw かわいい
レミゼのプロモーション動画では言語大丈夫か?!と思いましたが、実際観てみると思ったより自然で当たり前といえば当たり前なんでしょうが、セリフと行動が合っていて不自然さはあまりなかったです。「オンマイオウン」の盛り上がりにかけては真綾ちゃんやANZAさんを思い起こさせるような雰囲気も。「恵みの雨」では痛そうでしたがうるさすぎず儚く天に召されたのがよかったです。普段は強がっていてコゼットへの嫉妬とかももちろんあったと思うけれど、そういった邪悪なものから解き放たれた表情をしていましたね。

知念里奈ファンティーヌ

全体的に平均年齢がぐっと若くなったファンティーヌ。そのうちの一人でこの前までエポニーヌ、そしてその前はコゼット、と鈴木ほのかさんばりの役数をこなしていう知念さん。残念ながら今回はファンティーヌとしての役作りはいまいちでした。いつも結構時間をかけて役作りされる方なので、今回は完成しないうちに終わることになったのかもしれません。ファンティーヌの薄幸さは出ているのですが(むしろエポニーヌが無理な気もしてたので)、声が小さくてファンティーヌの底力みたいなものも伝わってこないし、「夢やぶれて」は座ってただ歌ってるだけ。ネックレスを首元から出す以外の演技は特にしてなかった。そして何より若すぎる印象がぬぐえない。知念さんがどうすることもできないところだし、舞台は年齢の幅が利かせられるところがメリットなわけだし、配役された以上はしょうがないのかもしれないけど、それなら全体的に配役の年齢を変えないとどう考えても無理があると思う。いくら知念さんが実際母親だからといっても、それが直結するわけではないし、その役のやるべき時期というのはあるのではないでしょうか?「エピローグ」なんてエポニーヌが二人?いや、コゼットが二人?みたいな感覚で感情移入できません。何で東宝って配役が雑なんだろ。もっと丁寧に考えてほしい。知念ちゃんの役作りもあるけど、配役のことにイラついちゃいました。

山崎育三郎マリウス
前回一番最近に観たマリウス。いっくん観劇回数多い気がするw M!以来だしね!
毎回丁寧に演じているけれど、歌い方の癖はやはり消えないどころか回数を重ねるごとに強くなってきてる気がする。あと、「恵みの雨」がエポニーヌが死んでからの笑いの演技の意味するところがナゾでした。せっかく泣けてきてるのに涙ひっこんだ…w

中山エミリコゼット
めちゃくちゃかわいい!!お目目パッチリ!歌は思ったよりよかったです。セリフ調の歌になると少したどたどしくか弱い感じになるのですが、高音は普通に出ていて聞き心地よかった~♪演技はあまりくどくない感じ。例えば「エピローグ」でマリウスがパパは聖者だ、とコゼットに言うシーンで、大体のコゼットはあ、あの時に砦から…?!?!みたいな思い出し顔をしてバルジャンに抱きつくのですが、中山コゼットはマリウスの言葉を受けてすぐバルジャンに抱きついてました。

駒田一テナルディエ
ホーントいつ観ても完璧だなぁ~!!手抜かりなく悔しいくらいいつもテナルディエ!!ここまで長く演じてもいい意味で印象の変わらないテナルディエはいないですよねー!!拍手!!独りよがりじゃなくてテナマダムにも合わせられるから阿知波さんもモリクミさんもどちらも色が変わるのに駒田テナの良さは生きてるし、テナマダム自身も安心して演じているのが伝わってきますね。

阿知波悟美マダム・テナルディエ
やっぱしずっとひいきの阿知波テナマダム。モリクミさんのが人気とかTVうけでは選ぶ方多いのかもしれませんが、私にはちょっと下品な感じがしちゃって絶対に阿知波テナマダムで観たいのです。テナマダムはそんな出演時間がないのですが、阿知波さんだと楽しみ。駒田さんと一緒で、うまくて個人のよさがあるのに調和を保って自分が歌う番でないときは若干控えめにしているのがすき!

上原理生アンジョルラス
歌唱力もカリスマ性も十分ですが、感情表現がもう一歩って感じかな。まだ何回かしかアンジョ演じてない方にそこまで求めるのは酷だけどねw アンジョはみんなを引っ張るリーダー力と歌唱力が備わって入ればその次に考えてほしいのはマリウスとの関係&グランテールとの関係。特にグランテールとは実際しゃべるシーンはほとんどなく、目での会話が多いので、演技力が大事になってきます。上原アンジョはそこがまだ見えなかった。マリウスにすごく肩入れするのでもなく、かといって、グランテールに冷たくするのでもなく、方向性がまだ定まってない感じかな。回数を重ねて役作りを深めて欲しいと思いますね。
あと、「第二の攻撃」でガブが弾を取りに行く前にマリウスとバルジャンと誰が取りに行くか喧嘩をしますが(笑)、バルジャンが行こうとする時にだめだ!とマリウスを止める以上に止めていたのが印象的でした。途中から参戦したいわばよそ者のバルジャンをかばうところがなんかリーダーっぽいなって感じがしてここは実は隠れアンジョの得点アップポイントだと思います!


ガブはTVで大人気の子役・加藤清史郎くんでした。かわいいし、死ぬ時の演技とかすごく頑張ってたけど、ミュージカルで通用する歌かというとまだまだ。動くと声がぶれるし、演技に集中しすぎて行動が一歩遅れたり、歌のブレスが多い。この先ミュージカルをやっていくなら訓練が必要かな。素養は十分あると思いますよ!
リトコゼは蒲生リトコゼ。歌はノーマルであどけなくかわいらしいリトコゼちゃんでした。


長々とお読みいただきありがとうございました!!


↓厳しいレポでごめんなさい…。でも否定はしませんw よろしかったらお願いいたしますね!!!
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by mari-tak | 2011-05-15 20:56 | レ・ミゼラブル('05~'17) | Trackback(1) | Comments(0)

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